不妊治療中に言われた周囲の言葉

傷ついたことや励みになったことなど
親戚から早く孫が見たい 早く産んだ方がいいよなどの謎のアドバイス→ストレス

 

年末年始やお盆休みに、実家や義実家に帰るのが、ちょっと億劫になってきている人は、少なからずいるのではないでしょうか。

 

というのも、長い休みに帰省をするたびに、親や姑から、「いつになったら孫の顔が見られるのか」とプレッシャーをかけられるからです。

 

日本は、昔ほどではないにしろ、依然、「家制度」の名残が、根深く社会に存在しています。

 

結婚は、家と家との結びつきという考えが強いため、「跡取り」を残す、ということが、大きな課題となって、私たちの肩にのしかかってくるのです。

 

 

そのため、たまにしか顔を合わせない親戚までもが、結婚式や法事で集まるたびに、妊娠を話題に上げ、まだかまだかとせっついてきます。

 

そんなことが繰り返されると、だんだん、そういった集まりも、ストレスになってしまいますよね。

 

不妊治療は、一昔前のことを思えば、随分一般的になってきました。

 

それでも、やはり、不妊の経験者でなければ、本当の意味での理解は、まだまだ進んでいないといってよいでしょう。

 

「子供さんは?」という質問は、外国では、女性に年齢を聞くのと同じほど、非常にプライベートで踏み込んだものであるのに、日本では、初対面の赤の他人であっても、まるで天気を聞くかのように、挨拶の決まり文句として、用いられているような気がします。

 

また、最近は、テレビや新聞などでも、不妊の特集が組まれ、聞きかじった知識で、「○○が不妊に効くよ」とか、「△△には気をつけた方がいい」といった意見を押し付けてくる人もいて、困ってしまうこともあるでしょう。

 

相手も、悪気があって言っているわけではないと頭ではわかっているものの、もううんざり…、というのが正直な気持ちです。

 

不妊治療に対する周囲の反応にどう対応する?

こういった周囲のデリカシーのない言葉も、気にせずに聞き流していればよいのでしょうが、生理が来てリセットし落ちこんでいるときには、グサッと心に突き刺さってきたりするものです。

 

自分だって早く産みたいと思い、何年も不妊治療を頑張っているのに、「早く産んだ方がいいよ」などと言った、何とも謎のアドバイスや、「孫はまだか」の一斉攻撃には、いったいどのように対応すればいいのでしょうか。

 

一つ目の方法は、全く無視して、相手にしないというやり方です。

 

言いたいように言わせておけばいい、と適当に相槌を打ちながら、相手のホクロの数でも数えていましょう。

 

逆に、不妊治療をしているけれど妊娠しない、とはっきり伝えてしまうのも、一つの手です。

 

真剣に悩んでいることがわかると、かえって話題には上げにくくなり、いたわってくれるようになった、というケースもあるようです。

 

また、難しいかもしれませんが、プレッシャーやストレスと受け止めずに、励ましの言葉と捉えるのも良い方法です。

 

「子供はまだ?」と聞かれるということは、周囲があなたのことを、子育ても難なくこなしそうな、頼もしい人間として、認めているということです。

 

学生のように見える人に、そんな言葉をかけようとは、思いもよらないはずですよね。

 

何にせよ、あまり重く受け止めず、今、一生懸命、目標に向かって不妊治療をしている、あなたの人生を誇りに思ってくださいね。

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