03 不妊と焦燥感について

不妊治療で感じる周囲との差の焦燥感について

 

不妊治療を始めたきっかけは、周りの友達がどんどんお母さんになっていくから…、という人も多いことでしょう。

 

結婚して随分経つのにいつまでも子供ができず、一人だけ取り残されたような気持ちから焦燥感を抱き、いてもたってもいられず不妊治療を始めるというパターンは、案外多いものです。

 

焦燥感に駆られいざ不妊治療を始めると、それで収まるのかというとそう簡単なものではありません。

 

治療が進み知識が増えてくると、今度は年齢というタイムリミットをより強く感じさせられて、また新たな焦りが生じてきます。

 

また、不妊治療で新たにできた友達が先に妊娠し妊活を卒業していくと、一層焦燥感が強くなってしまうこともよくあります。

 

このように、不妊治療と焦燥感は切っても切り離せない関係にあります。

 

不妊治療中、常に湧き上がってくる焦りと、どのように付き合っていくかが不妊治療成功のカギであるといえるかもしれませんね。

 

 

不妊治療中、焦燥感との上手な付き合い方

では、打ち消しても、打ち消しても、心の底から、どんどんと膨らんでくる、不妊治療中の焦燥感とどのように向き合っていけばよいのでしょうか。

 

まず、一番大切なのは不妊治療のことばかり考えてむやみに焦ってしまうのを止めることです。

 

焦燥感を感じるということは、それだけ真剣に不妊治療に取り組んでいる証拠です。

 

それは、とても良いことではありますが、ともすれば自分自身やパートナーを追い込んでしまい、かえって良い精子・良い卵子を作る妨げになってしまうかもしれません。

 

時には、自分が不妊治療中であることを忘れるぐらい、何かに思いきり打ち込むことも、ある意味治療の一環だといえるでしょう。

 

そして、自分の価値は子供がいるかどうかだけで決まるのではない、ということも忘れないようにしたいものです。

 

仮に、あなたは友人たちから送られてくる子供の写真が付いたハガキを見て、焦燥感に駆られたとしましょう。

 

どうして私だけ…と焦る気持ちが募っていきますよね。

 

でも、少し考えてみてください。

 

もしかすると、結婚していない友達は、あなたとパートナーが嬉しそうに微笑みあう結婚の報告のハガキを見て、焦燥感に囚われているかもしれません。

 

別にあなたは、結婚していない友達に自慢したり、焦らせたりするために、ハガキを出したわけではないですよね。

 

どうでしょう、このように考えると実は不妊治療に悩むあなただって誰かの羨望の対象なのです。

 

子供がいない、という一点だけで、自分自身を必要以上に卑下することなく、おおらかな心を持つことによって、妊娠することができた、という不妊治療の先輩たちの声は、思いのほか多いものです。

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