副性器機能障害は細菌感染が原因

副性器機能障害は細菌感染が原因

 

「副性器」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

 

生殖機能の面からみると、男性にとって最も重要な性器は、精子を作る精巣です。

 

精巣以外の性器をまとめて、副性器と呼んでいます。

 

副性器には、精嚢、前立腺、精管、陰茎など、色々とありますが、
精巣以外のこれらの副性器に何らかの問題があり、精子の運動率が低下することを、副性器機能障害と分類しています。

 

副性器機能障害の原因は?

副性器機能障害の原因として考えられるのは、細菌の感染です。

 

特に、精嚢や前立腺が感染によって炎症を起こし、精子の運動能力が低下しているとされるケースが多いようです。

 

クラミジアなどの性感染症によって、炎症を起こしている場合がほとんどですが、結核菌やマイコプラズマ等による炎症も見られます。

 

炎症の結果、精液1ml中に10万以上の白血球が見つけられる場合は、膿精液症と判断されます。

 

膿精液症の場合、体外受精を行っても、受精しにくいといわれています。

 

膿精液症が原因で、精子の運動能力が低下している場合は、抗生物質等の薬物療法で、まずは、白血球を減らし、おおもとの原因となっている感染症を完治させることで、精子の運動率を高めることが先決です。

 

逆に、男性不妊の中では、感染症をきっちりと治療すことができさえすれば、比較的、妊娠率が上がりやすいと考えられています。

 

副性器機能障害は自分でも見つけやすい!

生理不順や基礎体温表などで、不妊かもしれない、と早めに気づくことができる女性に比べて、精子の状態などはなかなかわかりにくく、男性不妊は、自分では発見されにくい場合がほとんどです。

 

ただ、この副性器機能障害は、炎症が原因の場合が多いため、自覚症状が出やすい男性不妊症であるとされています。

 

残尿感、頻尿といった排尿に関するトラブルや、射精時、性交時の痛みがある場合は、注意が必要です。

 

全身や性器周辺に発熱を伴うケースもありますので、気になる症状があれば、早めに病院に相談しましょう。

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