検査をしても原因不明が不明な不妊の治療法

検査をしても原因不明な不妊の治療法

 

近頃、増えているといわれるのが、原因不明不妊です。

 

機能性不妊と呼ばれることもあります。

 

実は、不妊治療の中で、最も医者泣かせだといわれることもあるのが、このタイプの不妊症です。

 

どういうことなのでしょうか。

 

不妊症を疑い、病院に行ってみると、まずは、夫婦そろってあらゆる検査を受けることになります。

 

そのうち、男性側、女性側、もしくは両方に不妊の原因があることが判明してくるかもしれません。

 

検査によって、何らかの問題が見つかると、確かにとてもショックですよね。

 

逆に、夫婦双方に、全く問題が見つからなければ、まずは一安心…、と思いたいところですが、そう単純に結論付けられないのが、不妊治療の難しいところです。

 

通常、例えば、健康診断などでしたら、異常がなければ、それで治療はおしまいです。

 

特に、痛みなどがなければ、薬を飲む必要もないでしょう。

 

ところが、不妊検査の場合、異常がなくても、現実的に妊娠することができなければ、治療を終わらせることはできません。

 

しかも、検査結果で、問題点がわかっていれば、対処の仕方もありますが、原因が不明のままでは、治療方針も手探りになることが多いのです。

 

原因不明とされる中には、本当に全く原因とされるものがわからないケースと、実際には原因はあるのだろうけれど、腹腔鏡検査のように、検査自体が入院や麻酔を必要とし、リスクや負担が大きいため、詳しくは調べていないというケースがあります。

 

前者を原因不明不妊、後者を機能性不妊と呼び分ける場合もあります。

 

原因不明不妊の治療法

原因不明不妊の場合、不妊歴が3年以内のカップルであれば、半数以上は、何も治療を行わなくても、自然に妊娠するというデータもあります。

 

このように聞くと、それなら放っておいても大丈夫、と思うかもしれませんが、それは非常に危険です。

 

原因不明不妊が3年以上続くと、一気に妊娠率が低くなってしまうからです。

 

原因不明不妊の治療法としては、まず、排卵誘発を行いながらのタイミング法を指導されることが多いようです。

 

年齢にもよりますが、おおよそ3〜4周期ほどタイミング法を試みても、妊娠が成立しない場合、医師から、人工授精を進められるのが普通です。

 

そして、人工授精を3〜6回ほど試しても、妊娠しなければ、体外受精にステップアップすることも視野に入れなければなりません。

 

原因不明不妊の場合、「検査結果に悪いところがないのだから、自然妊娠できるのでは…」と考えてしまいがちですが、不妊治療は時間との戦いでもあります。

 

年齢とともに、今は問題のない卵子や精子の質も、確実に低下していきます。

 

医師とよく相談しながら、治療方法を適切に選択していくことが妊娠率アップにつながるといえるでしょう。

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