不妊原因の約30%を占める!ホルモンの分泌不全から起こる排卵障害とは

不妊原因の約30%を占める!ホルモンの分泌不全から起こる排卵障害とは

 

女性の不妊原因の約30%を占めるといわれているのが、排卵障害です
排卵障害とは、何らかの原因で、卵子が十分に成長しなかったり、卵巣から排卵することができなかったりすることを指します。
原因の多くは、ストレスや生活習慣などによって引き起こされる、ホルモンの分泌不全だといわれています。

 

通常は、病院でのホルモン検査や超音波検査で見つけられます。

 

排卵障害がある場合、無月経になったり、生理周期が不規則になってしまいがちです。
排卵障害を長く放置していると、治療を始め、薬や注射を使っても、なかなか正常な排卵に戻らないというケースも見られます。

 

生理不順などの自覚症状がある人は、少しでも早く病院を訪れましょうね。

 

排卵障害の原因となる様々な病気

それでは、具体的に、排卵障害の原因となるものについて、見ていくことにしましょう。

 

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)

排卵障害とされる女性の約20%〜40%程度が、多嚢胞性卵巣症候群であるといわれています。

 

卵子は卵胞と呼ばれる袋の中にあります。
この卵胞は、通常、1ヵ月に1つ成長していきます。

 

ところが、多嚢胞性卵巣症候群の人の多くは、卵巣内でたくさんの卵胞が成長するものの、どれも未熟であったり、卵巣の表面にある白膜が分厚かったりして、排卵することができません。

 

超音波検査では、こうして溜まった小さな嚢胞が、卵巣内に真珠のネックレスのように、多数並んで見られる場合が多いため、簡単に見つけることができるとされています。

 

多嚢胞性卵巣症候群の人の特徴として、肥満傾向であること、ホルモンバランスの影響から、多毛、ニキビが多い、ということがいわれています。

 

甲状腺異常

甲状腺は、喉に2つある、ほんの親指程度の大きさのものですが、人間が生きていく上で欠かせない大切なホルモンを分泌しています。

 

生理や排卵も、やはりこの甲状腺が出す、甲状腺刺激ホルモンの影響を受けます。

 

甲状腺の病気は、若い女性がなりやすく、一説には、男性の8倍近くも多く発症するともいわれていますので、注意が必要ですね。

 

高プロラクチン血症

高プロラクチン血症も、排卵障害の原因となります。

 

高プロラクチン血症は、プロラクチンというホルモンの大量分泌により、授乳中と同じような状態を作り出してしまいます。

 

授乳中は、基本的に、排卵を抑制しようとする力が働きますから、排卵障害になってしまうというわけですね。

 

 

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