ストレスでホルモンバランスが崩れるのも不妊の原因に!

ストレスでホルモンバランスが崩れるのも不妊の原因に!

 

ストレスは、妊娠の大敵です。

 

これは、非常によくいわれることですが、実は、医学的にもきちんとした理由が存在します。

 

生理や妊娠に関係するホルモンは、いくつか種類がありますが、それらの大元ともいえる、性腺刺激ホルモン放出ホルモンは、脳の視床下部という部分から分泌されます。

 

まさに、妊娠・出産の司令塔ともいえるポジションを占める、この視床下部ですが、同時に、ストレスを感じた場合に対処するという大切な役割も果たしています。

 

野球でいえば、エースで4番といったところですが、ストレスがあまりにも大きくなりすぎると、視床下部は、ストレス対策にかかりきりになり、妊娠に関する機能にまで、手が回らなくなってしまいます。

 

そのため、まずは、排卵や生理が順調に起こらなくなり、結局、不妊症につながってしまうというわけです。

 

不妊とストレスの螺旋階段

ストレスが不妊を生み出すメカニズムは理解できたかと思いますが、逆に、不妊自体が、また新たなストレスを生み出すという悪循環が起こってしまうことも、往々にしてあります。

 

家制度が無くなりつつあるとはいえ、子供ができないことに対する、周りからのプレッシャーは、まだまだ相当なものです。

 

病院への通院は、金銭的にも、時間的にも、大きなストレスとなることでしょう。

 

時には、自分のやりたいことや仕事もセーブしなければなりません。

 

待ち時間や、検査、治療の苦痛も、ストレスの一因です。

 

初めはどうということもなかった基礎体温の計測さえ、結果がなかなか出ない焦燥感から、面倒に感じることもあるかもしれません。

 

最終的には、二人の絆の証である性行為までもが、病院からの指示に従って行う義務的なものとなってしまい、ストレスの根源となりうるケースも考えられます。

 

このように、不妊治療は、常にストレスと背中合わせです。

 

不妊とストレスの螺旋階段から抜け出すことは、なかなか容易なことではないのかもしれません。

 

不妊ストレスに負けないで!

不妊のストレスに打ち勝つためには、まず、気持ちの切り替えが大切です。

 

いつの間にか、自分自身、「妊娠、出産は、人生のすべて」という価値観に、囚われてしまってはいませんか。

 

確かに、妊娠や出産は、とても貴重でかけがえのない体験です。

 

けれども、夫婦で不妊という高い山に挑む時間は、これも二人にとって何物にも代えがたい大切な思い出となることでしょう。

 

結果を求めてしまうのは、もちろん当然のことですが、二人の時間を楽しむ心の余裕を持つことも、時には、重要なことなのではないでしょうか。

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