妊娠、生理が起きる理由は?子宮・卵管・卵巣の役割

妊娠、生理が起きる理由は?子宮・卵管・卵巣の役割

 

妊娠や生理について、全く知識がないという人はいないと思いますが、その細かいメカニズムについては、よくわかっていない人が思いのほか多いようです

 

妊娠や出産、不妊や生理不順、女性の病気などについて考えるとき、「子宮」「卵巣」「卵管」といった女性特有の器官に関する最低限の知識は必要不可欠であるといってよいでしょう。

 

子宮や卵巣が女性にしかない、ということは分かっていても、それぞれがどのような働きをしているのかということにまで、関心を持っている人は、少ないのが現状です。

 

まずは、妊娠や生理が、どこで、どのように起こっているのか、一つずつ、見ていくことにしましょう。

 

卵巣の役割

卵巣は、私たち女性のからだを司る器官です。
女性ホルモンといわれるエストロゲン、プロゲステロンも、基本的には、この卵巣から分泌されています。

 

つまり、生理を起こす指令や、妊娠を継続させる命令も、全てこの卵巣が一手に引き受けているというわけですね。

 

また、この卵巣には、原始卵胞と呼ばれる卵子の元が、たくさん蓄えられています。
この原始卵胞の中の一つをしっかりと育て、ある程度の大きさになったら、卵巣の外に、放り出します。

 

これが、いわゆる排卵ですね。

 

このように卵巣は、妊娠、生理のスタートとなる大切な器官です。

 

そのため、もしもの時に備え、左右に一つずつ、合わせて二つ存在しています。

 

卵管の役割

卵管は、その先にある卵管采と呼ばれる手のような部分で、卵巣から転がり落ちてきた卵子を上手にキャッチします。
卵子自身は、自分で移動することができませんので、この卵管がベルトコンベアーのような働きで、卵子を卵管膨大部へと運んでいきます。

 

そして、この卵管膨大部で、精子と卵子が出会うことができれば、受精卵となり、また卵管の動きに助けられながら、子宮へと向かうことになります。
このように見てくると、精子のように自力移動ができない卵子にとって、卵管はなくてはならない存在であるということがわかりますね。

 

子宮の役割

子宮とは、その名の通り、子供を育てる大切な守り屋です。
卵管膨大部で一つになった精子と卵子は、受精卵として、この子宮に運び込まれ、子宮内膜に、着床します。

 

子宮内膜とは、例えていえば、胎児を寝かせる布団のようなものです。
布団がフカフカで厚みがあるほど、胎児の元である受精卵は着床しやすくなります。

 

そのため、子宮は、卵巣からの指示を受け、毎月、気持ちの良い布団を用意しようと、子宮内膜をどんどん厚くしていきます。

 

その結果、無事着床すれば、妊娠になりますし、着床することができなければ、また、翌月の準備のため、古い布団、つまり子宮内膜は剥がれ落ちることになります。
これが、毎月起こる生理というわけですね。

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