妊娠成立までのルートは難しい?!妊娠・出産のメカニズム

妊娠成立までのルートは難しい?!妊娠・出産のメカニズム

 

大昔から、私たちは、妊娠、出産によって、命のバトンをつないできました。
一見、簡単なことのように思えますが、実は、妊娠が成立し、それを維持し、出産を迎える、その一連のメカニズムは、非常に複雑で神秘的です。

 

もちろん、そのメカニズムが理解できていなくても、妊娠し、出産することは可能ですが、きちんと頭に入れていれば、妊娠する確率は格段に上がりますし、出産までのリスクを少しでも減らすことができるでしょう。

 

まずは、妊娠がどのようにして成立するのかを、復習しておきましょうね。

 

妊娠成立までのルート1「排卵編」

女性の卵巣の中で、卵子は、卵胞と呼ばれる袋のようなものに守られて、少しずつ大きく成熟します。
そして、ある程度の大きさになったとき、卵胞を破り、卵巣からポンと飛び出します。

 

これが、排卵です。
排卵した卵子は、卵管内で、たった1日ほどの間しか、生存することができません。
このタイムリミットまでの間に、精子と受精することができれば、受精卵になることができるのです。

 

妊娠成立までのルート2「受精編」

一方、射精時には数億という数を誇っていた精子も、子宮頸管を通り、子宮にたどりつく頃には、およそ数千個ほどに減ってしまっています。

 

卵管に到達できる数は、わずかに数百、さらに、卵管は2つありますので、卵子が待っている方の卵管に運よくたどりつけるのは、100個前後ではないかと考えられています。
この100個ほどの精子たちが力を合わせ、何とか卵子の周りにある膜のようなものを溶かそうと頑張ります。

 

そして、このうちの1つがどうにか卵子と結合できれば、受精の完了です。
これで、めでたく妊娠が成立、と思ってしまいそうですが、実は、まだまだ試練は続いていくのです。

 

妊娠成立までのルート3「着床編」

受精卵は、細胞分裂を繰り返しながら、さらに子宮へと移動することになります。
そして、子宮内膜にすっぽりと包み込まれ、子宮に着床しなければ、成長を続けることはできません。
もし、子宮までの道のりの途中で、卵管など子宮以外のところに着床してしまうと、子宮外妊娠となり、妊娠を維持することは不可能です。

 

また、子宮にたどりつけたとしても、子宮内膜が十分に成熟していなければ、受精卵は着床することができず、妊娠は成立しません。
このように、排卵、受精、着床と、数多くの難関を突破して初めて、妊娠が成立することになるのです。

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